10/30にWordPressのVer.3.7.1がリリースされていましたので、アップデートしました(※3.7は”自動バックグラウンド更新”機能が付加されたこと、不具合等も報告されていたため見送りました)。

Ver.3.7~の大きな変更は、やはり｢自動バックグラウンド更新｣。
マイナーリリース(3.7から3.7.1へアップデートするようなケースで、3.7.xから3.8 のような場合には自動更新されない様子)においてコアファイルがバックグラウンドで自動的に更新される機能が実装されています。

自動更新が可能な環境かどうかは、Background Update Testerプラグインで確認できます。また、Ver.3.7.1の自動バックグラウンド更新のスケジュールもWordPress.ORGの日本語版サイトで情報が掲載されています。

Ver.3.7.1は、Ver.3.7からのメンテナンスリリースで、11の不具合が修正されているようです。主な修正点は以下。

• WordPressの関数を誤ったタイミングで呼び出していた一部のプラグインで、エラーを出力させないように修正。
• get_pages()の階層ソーティング、wp_list_categories()の除外、in_category()が空の値で呼ばれた際の問題を修正。
• 検索時、一部の環境下で警告が出る問題を修正　等

クライアント案件で制作しているサイトなんかは、｢自動バックグラウンド更新されては困る…(知らぬ間に動作や表示がおかしくなっていた!?なんて場合ですね)｣なんてこともありますよね。そんな場合は、自動バックグラウンド更新を強制的に止めることもできます。
wp-config.phpに以下を追記します。

define( 'AUTOMATIC_UPDATER_DISABLED', true );

補足

こちらに関しては、自動バックグラウンド更新の停止を推奨するものではありません。
｢自動で更新されては困る…。確認してから行いたい｣や｢手動で更新を行いたい｣といった方向けですね。セキュリティリスクにも関わってきますので、アップデートは行いましょうー！

コアファイルを一部編集していたり、言語ファイルを変更しているような場合は、SSH接続して、コマンドで処理すれば結構早く手動アップデートも可能です！