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Android端末のおすすめアプリ

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先日、約2年半ぶりにスマートフォンを買い換えました。
私は、Android端末のユーザーで、初代XPERIAを使っていましたが、さすがにOSも古く、動作もずいぶん遅くなってきたので、「そろそろ買い換えるか...」といった感じです。
そして、引き続き、XPERIA GX(SO-04D)を購入しました。
今までは、Android OS 2.1までしか入らなかったのが、4.0になり、LTEにも対応していたことに魅力を感じたのと、他に気に入るデザインの端末もなかったので、これにしました。
そこで、今回の記事は、Android端末のおすすめアプリを紹介したいと思います。

Keyword:Android,スマートフォン,アプリケーション

Android端末のおすすめアプリケーション

夏季に発売されたAndroid端末の特徴

アプリの紹介の前に、夏季に発売されたAndroid端末の特徴を紹介します。
大きく分けると、下記の2つが2012年夏季モデルの特徴です。
私がdocomoユーザーですので、docomo視点になっている点ご了承ください…。

  • Android OS 4.0の導入
    Android OS 4.0は、タブレット用としてリリースされた3.X系OSと携帯用の2.X系OSが統合されるということで、Androidアプリ開発者にも関心が高かったようです。
    また、WebKitとV8エンジンの最新版を採用しており、JavaScriptエンジンであるV8の改善によって、かなり大幅な高速化(ベンチマークの性能の向上)が期待できます。
    さらに、Android Beam(NFC対応端末による共有機能。赤外線のように音楽・動画・アドレス等を共有できる)、Data Usage(データ通信量の管理)、Wi-Fi Direct and Bluetooth HDP(無線LAN搭載端末を1対1だけではなく、1対nで相互接続することが可能)、Face Unlock(顔認識技術を用いた、スクリーンロックを解除する認証)、端末単体でのスクリーンショット機能(電源ボタン+ボリュームキー下を同時長押し)等も可能なので、そりゃ期待が持てますね。
  • LTEによる高速通信に対応
    こちらに関しては、以前の記事で紹介していますので、そちらをご覧ください。
    LTEによる通信サービス

おすすめアプリ

さて、それでは、Android端末のおすすめアプリを紹介していきます。
アプリ名をクリックすると、Google Playのサイトへリンクします。

QRアドレス
アドレス交換用のQRコードを出力できるアプリです。
3キャリア対応のQRコードを1つのQRコードとして出力できます。
各キャリア別(docomo・au・SoftBank)のQRコードも別々に出力してくれます。
QRコードの出力内容は、名前・電話番号・メールアドレス・メモの4つです。

QR Droid(日本語)
端末のカメラでQRコードを読み込むことができます。
バーコードリーダーの機能もあります。
また、このアプリのよいところは、QRコードも作成できる点です。
端末の電話帳内のデータ・サイトのURL・任意のテキスト・マップ(緯度・経度を入力するかGoogle Mapのリンクから作成)・電話番号・メール(アドレス・件名・本文)等のQRコードを作成できます。

▼QR Droid(日本語)

QR Droid(日本語)

Voice Recorder
シンプルなインターフェースで使いやすいボイスレコーダーです。
タイマー録音・タイトルや日付による検索・音声認識によるタイトル入力もできます。

Google 翻訳
64以上の言語で単語や語句を翻訳できます。
翻訳する単語や語句を音声で入力したり、音声で聞いたりすることもできます。

▼Google 翻訳

Google 翻訳

CamCard Lite
名刺データをスマートフォンで読み取り、そのまま電話帳に登録できるアプリです。
OCRの文字認識もなかなか良好です。
無料版は、名刺の登録枚数に制限がありますので、試してみて使えそうだったら有料版を選んでもよいですね。
⇒ 有料版はこちら(Google Playのサイトへリンクします)

ジョルテ
カレンダー表示の手帳アプリです。
仕事やプライベートでのスケジュール管理にぴったりのアプリですね。
スケジュールのデータは、CSVで取り込んだり出力することもできます。

路線ドロイド
路線検索ができるアプリです。
Googleの乗換案内サービスやgoo路線・Yahoo!路線情報サービスを使った検索ができ、一度検索した内容はメモとして保存することもできます(インターネットに接続できない場所でも閲覧できますね)。
電車での移動が多い方には、役立つアプリだと思います。

トレインタイマー(TrainTimer)
電車やバスの発車時刻をカウントダウンしてくれるアプリです。
よく使う路線の駅やバス停を登録しておけば、時刻表代わりになって便利です。

Dolphin Browser(ドルフィン ブラウザー)
個人的には、Android端末のブラウザでは、1番使いやすいブラウザです。
以前は、Dolphin Browser HD(ドルフィンブラウザーHD)としてダウンロードできたアプリですが、Dolphin Browser(ドルフィンブラウザー)と改名されたようです(Dolphin Browser HDは重くて動作が遅かったのですが、こっちはなかなか軽快に動いてくれます)。
16以上の言語に対応していて、機能も豊富です。
タブ表示、ブックマークのフォルダ分け、アドオン(機能追加できるプラグイン)も複数用意されており、Android端末が出始めた時の「PCブラウザでできることが、ほとんどできねぇーじゃねーかっ!」なんてことも結構解消されています。
ユーザーエージェントをAndroid・iPhone・iPad・PCに切り替えたり、ブラウザを閉じる際、キャッシュのクリア・履歴削除等の設定もできますので、おすすめのブラウザです。

▼Dolphin Browser

Dolphin Browser

Dolphin Screen Cut
Dolphin Browserでサイトのスクリーンショットを撮れるようにするアドオンです。
表示部分のみ・全体・トリミング(必要な部分のみ)を選択できます。
画像は多少劣化(荒くなる)するようです。
Android OS 4.0以上なら画面キャプチャーを簡単に撮れますので(電源ボタン+ボリュームキー下を同時長押し)、綺麗にキャプチャーを撮りたい場合はこっち方がよいですね。
このアドオンを使うと、サイト全体のキャプチャーが撮れるのは便利です。

TrustGoウイルス
ウイルス対策ソフトです。
このアプリの便利なところは、Dolphin Browserのアドオンとして機能する点です。
Dolphin Browserでも、インターネット閲覧時のフィッシング対策(危険なサイトへのアクセスを警告)ができます。
[docomoユーザーの場合]
ドコモが提供しているMaCafeeの”ドコモ あんしんスキャン”は、現状では標準のブラウザにしか対応していません(“セーフブラウジング機能”は、2012.10中旬まで無料で提供されています。2012.10中旬より”プライバシーチェック:個人データ確認支援機能”と共に有料になるようです ⇒ docomo参考サイト)。
MaCafeeの”ドコモ あんしんスキャン”を使用しているユーザーは、端末内のアプリやファイルのスキャンは”ドコモ あんしんスキャン”、Dolphin Browserでのフィッシング対策や端末のプライバシーガード(アプリのインストール後、各アプリがどういった個人情報を取得しているかを確認)には、”TrustGoウイルス”を使用するなんて使い方もできます。
この場合、2つもウイルス対策ソフトでリアルタイムスキャンを実行していると端末も遅くなってしまうので、TrustGoウイルスのリアルタイムスキャンは切っておきましょう。

▼TrustGoウイルス

Trustgo

Bookmark Home
ブックマーク管理アプリです。
ウェブサイトのブックマークをスクリーンキャプチャーアイコンやiPhone風のアイコンとして表示させることができます。アイコンをクリックするとブラウザが起動するので、頻繁に見るサイトを登録しておくと、スムーズにサイトを閲覧することができるようになります。

ES ファイルエクスプローラー
Android端末のファイル管理には、欠かせないアプリの1つです。
アプリケーションマネージャーも付属しており、アプリのバックアップなんかもできます。
その他、LAN環境への接続やFTP接続のクライアントとしても使用できます。

ES Task Manager
タスクを管理するアプリです。
複数のアプリを起動すると、終了させない限りバックグラウンドで起動していますので、バッテリー負荷やメモリ不足の原因となってしまいます。
タスク管理系のアプリをインストールすると、起動の必要のないアプリを一括で終了できます。また、アプリを使い続けていると、どんどんアプリで使われているキャッシュが溜まり、端末容量を圧迫していくので、そのアプリキャッシュも一括で削除できます。

App 2 SD(日本語版)
端末本体にインストールされたアプリを内部ストレージ(SDカード)にまとめて移動させることができるアプリです(移動できないアプリもありますが、App 2 SDを使えば、移動できるアプリと移動できないアプリも簡単に見分けることができます)。
アプリは、SDカードに移動するとウィジェットが使用できなくなるので、そこは注意が必要です。下記画像で”SDカードに×”が表示されているのがそれを表しています。ウィジェットを使いたい場合は、そのアプリをSDカードに移動しないようにしましょう。

▼App 2 SD(日本語版)

App 2 SD(日本語版)

MX 動画プレーヤー
幅広い動画形式に対応したムービープレーヤーです。
「この形式は、今使っているアプリが対応していないので再生できない…」なんてこともほとんどありません。

MutedByPlugOut
外部音声機器の出力が無効になった時、音声出力をミュートにしてくれるアプリです。
例えば、こんな経験はありませんか?
「ヘッドホンが外れて、周りに音が聞こえてしまう…」
「Bluetooth対応のワイヤレスヘッドホンで接続が切れ、周囲に爆音が鳴り響く…」
そんな時、このアプリを有効にしておくと、外部音声機器の出力が無効になった時、音声出力をミュートにしてくれます。
メニューバーにも有効の表示がされるのですが、メニューバーからの操作では無効になってくれないようですので、アプリ側から操作しましょう。

AndFTP
FTPS(FTP over SSL/TLS)やSFTP/SCP(SSH)接続にも対応したFTPクライアントです。
設定も簡単で使いやすいFTPクライアントですね。

ConnectBot 
SSHクライアントです。
公開鍵認証にも対応していて、サーバー管理者なら重宝するアプリです。
ConnectBotに関しては、以前の記事でも紹介していますので、そちらもご覧ください。
スマートフォンのターミナルエミュレータ

Keyboard with Ctrl key
SSHクライアントを使用して、コマンド入力する際にとても便利なキーボードアプリです。
上記ConnectBotとの相性もよく、合わせて使うのがおすすめです。

Jota Text Editor
Android端末での使い勝手がとてもよいテキストエディタです。
今まで使用した中では、これが一番多機能で使いやすいです。
スマートフォンでテキストデータを作成・編集したりする場合、コピー&ペースト等が簡単にできたり、Undo(取り消し)やRedo(やり直し:Undoの操作をやり直し)があれば大変便利です。Jota Text Editorは、その辺も十分考慮されており、検索・置換等も簡単にできます。
また、私のようにWeb関連に携わる者としては、行番号表示や文字数・行数のカウント、タブ・改行表示、文字コード・改行コードの判定や変更、正規表現での検索といった機能まで実装されているので、特におすすめです。

▼Jota Text Editor

Jota Text Editor

Simeji(日本語入力キーボード)
フリック入力等多彩な日本語入力が可能なキーボードアプリです。
フリック入力がしやすく、マッシュルーム対応アプリとの連携でカスタマイズもできます。
一時期、開発者さんの事情でアプリが更新されていなかったため、使用するのをやめていましたが、現在は、バイドゥ株式会社がすべての権利を取得し開発しています(もとの開発者さんもバイドゥに入社し、事業を引き継いでいるようですね)。
以前は、絵文字入力はマッシュルーム対応アプリ経由でしか入力できなかったのですが、現在は絵文字入力にも対応しています。
標準のPOBox Touchも優れた日本語入力システムですが、OS 2.0まではフリック入力に対応していませんでしたので、Android端末が出始めた頃は、皆Simejiを使っていましたね。
個人的には、フリック入力のしやすさはSimeji、変換の優秀さはPOBox Touchですかね。

Reduce Photo Size
写真の共有・リサイズ(縮小)・トリミング(切り抜き)ができるアプリです。
“共有”は、「メールに画像を添付したいけど、もとのサイズでは大き過ぎるのでリサイズしたい…」といった場合に、リサイズ(縮小)後に”共有”からメールアプリを呼び出せばOK。
“リサイズ(縮小)”は、指定サイズと予め用意されたサイズが選択可能です。
“トリミング(切り抜き)”は、写真の使いたい部分のみを切り抜きたい場合に使用します。
また、もとの画像は上書き処理されませんので安心です。
一つ注意点としては、このアプリでリサイズ(縮小)やトリミング(切り抜き)して編集した画像は、一定時間だけ端末の指定ディレクトリに保存されます(リサイズ(縮小)して、共有からメールに添付したような場合ですね)。
リサイズ(縮小)・トリミング(切り抜き)した画像を残しておきたい場合、”別名で保存”から保存するようにしましょう。

▼Redue Photo Size

Redue Photo Size

My docomo
利用料金を確認できるアプリです(docomo公式アプリ)。
docomo公式アプリではないMy docomo checkerもあります。
Android端末が出始めの頃は、断然My docomo checkerの方が使い勝手はよかったのですが、現在は「アプリをSDにインストールするとウィジェットが動作しない」「月々サポートが反映されない」ため、私は、My docomoを使っています(My docomoはSDに移動できないため、ウィジェットは使えます。また、月々サポートに関しては、月末以降に反映されるそうで、請求月に利用料金を確認しても反映されないそうです。私の場合、翌月の4日位には反映されていました)。

他にもおすすめアプリはたくさんありますが、まずこれくらい入れておけば、使い勝手もよくなっているはずです。便利なアプリを入れて、自分仕様の端末に仕上げてみてください!

当記事に関しての補足

上記アプリ紹介は、2012.9.15現在の情報をもとに掲載しています。

上記で紹介したアプリは、開発者の諸事情やアプリの問題等でGoogle PlayやGoogle Play ストアから削除される場合があります。その点ご了承ください。

アプリは、端末のOSのバージョンや機種によっても動作しなかったり、一部機能が使用できないこともあります。アプリをインストールされる際は、Google PlayやGoogle Play ストア等の情報をよく読んだ上でインストールしてください(当記事を参考にし、アプリをインストールした際に発生したいかなる不具合にも当方は責任を負いかねますので、自己責任でのご対応を宜しくお願いします)。

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