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ドメイン登録情報 WHOIS

以前と比べて、個人でもドメインの取得や管理を簡単かつ手軽に行えるようなりました。
ドメインの種類によっては、コスト的に非常に安くなったこともその理由の一つです。
今回の記事では、ドメイン(IPアドレス)の登録情報紹介サービス”WHOIS”についてトピックスで取り上げてみたいと思います。

WHOISとは?

インターネット上で使用されているドメインやIPアドレスには、それぞれ登録者が決まっており、登録者には、一定の情報をWHOISで公開することがICANN(ドメイン名等インターネットの各種資源を全世界的に調整することを目的に1998年に設立された民間の非営利法人)のポリシーにより義務付けられています。この登録者の情報(ドメイン登録者・管理担当者・経理担当者・技術担当者の情報等)を照会するサービスのことをWHOISと言います。
また、WHOISには以下のような利用目的があり、インターネットの利用者であれば誰でも利用することができるサービスです。

  • 運用上の技術的問題やアクセスに関する問題等を本人同士が解決するため
  • ドメインによる登録商標違反等を本人同士が解決するため
  • ドメイン登録時に類似ドメインを確認するため

WHOISは誰が管理・公開しているの?

レジストリやレジストラによって管理・公開されています。

レジストリ
ICANNと契約を結び、トップレベルドメイン(jp・com等)の管理やWHOISの登録・管理を行っています。
.jpならJPRS(株式会社日本レジストリサービス)、.comならVerisign社です。

レジストラ
レジストリと契約を結び、ドメインの販売・管理やWHOISの登録を行っています(一部WHOISの管理も行っています)。
プロバイダやドメイン販売会社のことです。

個人でドメインを取得する場合の注意点

企業でドメインを取得する場合、WHOISに会社の情報が表示されるのは当たり前のことですが、個人でドメインを取得する場合、WHOISに個人情報が表示されてしまうのは困ります。
ドメインさえ分かっていれば、誰でもWHOISを見ることができるからです(個人の名前・住所・電話番号・メールアドレスがインターネット上に公開されるのは嫌ですよね…)。
こういった場合、WHOIS情報公開サービスを使いましょう!

WHOIS情報公開サービスとは?
インターネット上のWHOISで表示されるドメインの登録情報を、ドメイン販売会社であるレジストラ等の社名に変えて表示してくれるサービスのことです(実際のドメイン登録情報は変更されません)。
例えば、お名前.comでドメインを取得した場合、”Whois情報公開代行”といったサービスが提供されています(この種のサービスは有料ですが、キャンペーンで無料になっていることも多々ありますし、2年目以降は無料といったところも多いです)。

あと、WHOIS登録情報を確認する場合、DomainToolsなんかのサイトを使えば簡単にWHOISを見ることができます。
⇒ DomainTools

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