先日、HTML5でコーディングしたサイトのバリデータチェックをしていると、今までチェックが通らなかった属性が通る(エラー出力されない)ようになっていましたので、W3C草案(Working Draft)を確認してみました。すると、約1年ぶりに更新されていたようです。
※前回の更新が2011年5月25日、今回の更新が2012年3月29日です。
※W3Cのサイトは英語です(以下ページタイトルだけ分りやすいよう和訳しました)。

以下のHTMLのドラフト文章が更新されています。

• HTML5(仕様)
• HTML5：Web制作者向けエディション
• HTML5におけるHTML4からの変更点
• HTML+RDFa 1.1
• HTML Microdata
• HTML Canvas 2D Context
• HTML5：有用な代替テキストを提供するためのテクニック
• 多言語マークアップ：HTML互換のXHTML文書
• 各プラットフォームでHTMLにアクセシビリティAPIを実装するためのガイド
• HTML：マークアップ言語

今回の変更で気になったのが、HTML5のバリデータチェックの際、Facebook等にOGPを使用していると”property属性”でエラーが出力されていたのですが、今回の変更以降、エラーが出力されなくなりました。これでHTML5でもOGPが使用できますね。

OGPに関しては以前の記事で紹介していますので、そちらも是非ご覧ください。
⇒ FacebookのOGP

また、”HTML5のバリデータチェック時に覚えておきたいこと”の記事も一部変更しましたので、そちらも是非ご覧ください。
⇒ HTML5のバリデータチェック時に覚えておきたいこと -2012.4.26一部内容変更-