イラストを描いてみる
Category
Design
デザインに携わっていると(印刷・Webなど)、仕事で「何かイラスト描いてよー」とか、友人にイベントごとなどで「イラスト描いてー!」ってことがちょこちょこあります。
プライベートでは、いくらでも時間をかけられるのでよいのですが、仕事となると、なかなか時間がなかったり、周りからの批評もあってたいへんです...。
普段はあまり描かない?種類のイラストを頼まれた時にやっている方法です。
Keyword:Illustrator,イラスト
トレースから始めてみる
今回は「車のイラスト」を描いてみます。
なかなか車のイラストとなると、細かい部分まで覚えてなかったり、車種を限定するとさらに分りにくくなりますよね。
そういった時は、基本に戻ってトレースから始めます。
「トレース」とは、写真を下絵に置いて、Illustratorなどのデザイン系のソフトを使って、写真の輪郭や各パーツをなぞっていくことです。
※私がAdobeのIllustratorを使っているので、Illustratorで説明します。
写真を下絵に置く
素材集や撮影した写真を下絵に置いてトレースしていきます。
▼トレース&パーツの色付けをしていきます
▼トレースがうまくいかない時は…
補足
まずは、車の輪郭や各パーツをトレースしていきます。
その後で、各パーツを色付けしてやると、だいぶそれらしくなってきます。
トレースでうまく(滑らかに)なぞれなかった場合、”パスの単純化”が便利です。
[オブジェクト]→[パス]→[単純化]で上記のパネルが開きます。
“曲線の精度”を98%や99%にして何度か繰り返すと、トレースした線が徐々に滑らかになっていきます。極端に%を下げると、輪郭線が不正確になるので注意です。
パーツを組み合わせて配置する
パーツを組み合わせて配置していきます。
さらに精度を上げていくため”反射”部分も描きます。
“反射”部分は、白色で描き、透明度を下げていきます。
そして、”描画モード(乗算・スクリーン・ソフトライトなど)”も組み合わせると、よい感じに仕上げることができます。
ポイントは以下。
○途中でトレースしている画像を外し、自分なりのアレンジを加えてみる
○色付けや各パーツは、写真のままにしない
完成のイラストは、こんな感じ。
ちょっとリアルな感じのイラストですが、もっとデフォルメしてやると、かわいい感じのイラストも描けそうですね。
ちなみに、このイラストは、この記事用に描いたものではありません。
他で描いたものの使いまわしです。
トピックスの記事でも一度使いましたが、記事自体が手抜きでしたので、その記事は削除しちゃいました…。
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